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2026/04/08 15:18

わかりやすいもの

https://www.oricon.co.jp/news/2447080/full/

弊社でも卒業生が働いている専門スクール「バンタン」の入学式にて、
お笑い芸人の粗品さんが行ったスピーチが話題になっていました。

スピーチの詳細は上記リンクよりご覧ください。

個人的にも非常に響く内容であり、
ちょうど若手デザイナーの方々が直面しやすいテーマだと感じたため、

ご紹介と感想を書いていきます。

 

粗品さんの話すように今の時代は
必ずしも“本物”が正しく評価されるとは限りません。

むしろ、

・表面だけ整えたもの
・写真や見せ方で魅力的に見せたもの
・流行のものをOEMに任せて作られたもの

こういったものの方が、最初は評価されやすい傾向があります。


ファストファッションに代表される「売れる仕組み」

私は前職ファストファッション会社にいましたが

トレンドを素早く形にして売る仕組みは非常に優れています。

ただし、それは“売れること”に最適化された設計です。

服作りにおいて、
生地・デザイン・パターン・縫製といった本質的な部分を深く突き詰めなくても、
ある程度のクオリティに見せて販売することは、今の時代それほど難しくありません。

言い方は悪いですが、
“ニセモノが売れる”状況は確実に存在しています。


なぜそれが起きるのか

理由はシンプルで、
「分かりやすさ」が優先されるからです。

・インパクトがある
・一目で理解できる
・SNSで拡散されやすい

こういった要素を持つものは、どうしても入口で強い。

逆に、

・細部へのこだわり
・見えない部分の精度
・長く使って初めて分かる価値

こうしたものは、どうしても伝わりづらい。

だからこそ、
真面目に突き詰めている人ほど、最初は報われにくい構造があります。


それでも、積み上げたものは消えない

ただ、ここで終わりではありません。

生地、デザイン、パターン、縫製、プレス――
こうした工程を一つひとつ突き詰めていくと、確実に差は生まれます。

その差は、短期では見えません。
しかし長い目で見たとき、必ずどこかで評価されます。

・着心地の違い
・シルエットの美しさ
・耐久性や再現性

こういった部分は、時間が経つほど誤魔化せなくなるからです。


若手デザイナーの方へ

これからの時代、
「なぜあれが売れるのか」と感じる場面は必ず出てきます。

そのときに、

流されて同じやり方を選ぶのか
それとも、自分の軸を持って積み上げるのか

ここが大きな分岐点になります。

 


決して否定するものではなく

 ここまで書きましたが、分かりやすいものを否定するつもりはありません。

私も入口は分かりやすくすることに努めています。このHP(入口)も

まずは知ってもらうことが大切であり、入口を分かりやすくすることも重要だと思っています。

ただ、その先でどれだけ向き合えるか。

お客様一人ひとりに寄り添い、より深い価値へと導けるか。 

そこに、本当の差が生まれるのではないでしょうか。

そういう背景を理解した上で、見えない工程も手を抜かず、一着一着と向き合っています。

 

マーヤ縫製工場 菅谷正

 

2026/03/27 17:42

2026 取引先ブランド

Screenshot_20260327-161024.png

 

おかげさまで、新規のお取引先ブランドが増えてまいりました。

それに伴い、ブランド一覧はトップページの常設ではなく、メニュー内「ABOUT」よりご覧いただける形へ変更いたしました。

また、海外ブランドのお客様にもご説明しやすいよう、ページ下部までスクロールいただくことで英語表記に切り替えられる仕様にしております。

新年度を前に、全体のリニューアルも進めております。

最近では生成AIも少しずつ活用できるようになり、
Gemini、Claude、ChatGPTの3つを使ってホームページの編集を行っています。

今後はものづくりの現場にも活かしていければと考えておりますが、
服を縫製する技術に関しては、まだまだ人の手による精度と経験が重要だと考えております。

デジタルの効率化と職人の技術、その両方を活かすことで、
安定した品質と柔軟な対応力を両立できる体制づくりを進めてまいります。

マーヤ縫製工場

 

2026/03/20 16:28

足立ブランド×しずる純

ご紹介いただしました。

youtube/shorts動画

 ↑こちらからご覧ください

動画説明

今回は足立区椿の「株式会社マーヤ」さんにおじゃましました。

 

60年以上継承してきた縫製技術を持つマーヤ。

 

純さんが挑戦したのは――

マーヤの特徴でもある「メローロック」!

 

そもそもメローロックとは?

どんな技術?

 

そして純さんはうまくできたのか…?

 

気になる続きは動画でぜひ!

 

進化を続ける縫製技術の現場をお届けします。

ぜひご覧ください。

 

今後も「足立ブランドおじゃま人」しずる純が、

思わず「へぇ!」と言いたくなる企業を続々紹介!

ぜひ高評価・チャンネル登録をお願いします。

 

#足立ブランド​ #FCADACHI​ #足立区​ #ものづくり​ #工場​ #工場見学​ #伝統技術​

#商品紹介​ #職人​ #匠の技​ #しずる​ #しずる純​ #しずる村上​ #MADEINJAPAN​ #OEM​

 

公式サイト:https://adachi-brand.jp/

X:https://x.com/Adachi_B

フェイスブック:https://www.facebook.com/adachibrand/

 

■出演 しずる 純(吉本興業)

 

足立区生まれ足立区育ちの純さん

緊張しましたが同じ目線と空気感で

楽しく現場を盛り上げていただきました

ありがとうございました。

2026/01/28 18:04

求人採用ページ

https://marya.tokyo/recruit

更新しました。

この工場では、
朝、ミシンの音が静かに立ち上がり、
一日のリズムが始まります。

布は、
まだ何者でもない状態で机の上に置かれ、
人の手に触れることで、
少しずつ表情を持ちはじめます。

私たちがつくっているのは、
ただの服ではありません。
誰かが袖を通し、
日常を過ごすための一着です。

だから、
速さよりも、
数よりも、
「ちゃんと向き合うこと」を大切にしています。

流れ作業ではありません。
一着ずつ、
考えながら手を動かす仕事です。

ミシン。
アイロン。
針仕事。

それぞれの工程に、
意味があり、
責任があります。

サンプルも、量産も、
向き合い方は変わりません。
同じ工場で、
同じ目線で、
最後まで。

近くにいるから、
すぐに相談できる。
近くにいるから、
微妙な違和感に気づける。

その距離の近さが、
服の仕上がりを変えると、
私たちは信じています。

この仕事は、
派手ではありません。
けれど、
静かな誇りがあります。

一日の終わりに、
今日つくった服を思い返せること。
それが、
この仕事のいちばんの魅力かもしれません。

もしあなたが、
服づくりが好きで、
手を動かしながら考えることを大切にしたいなら。

もしあなたが、
「縫う」だけで終わらない
ものづくりをしたいなら。

この場所は、
きっと合うと思います。

まずは、
工場の空気を見に来てください。

話すところから、
ものづくりは始まります。

マーヤ縫製工場

2026/01/16 17:16

東京洋装協同組合

組合について

https://tokyo-yoso.jp/about/

弊社社長が理事長を務めております。
1954年2月26日設立の、70年以上の歴史を持つ縫製工場の団体です。

東京洋装協同組合は、1954年の設立以来、
縫製という現場産業を支える人・技術・仕事をつなぐ役割を担っています。

戦後の人材不足への対応、職業訓練による技術者育成、
そして時代の変化に応じた外国人材受入れや経営支援など、
常に「現場が続くために何が必要か」を考え、実行してきた組合です。

現在、縫製業を取り巻く環境は決して楽観できるものではありません。
事業者数の減少、後継者不足、労働環境や取引構造の変化など、
多くの課題を抱えています。


一社ではできないことを、組合として支え合い、
業態や地域の垣根を越えて連携しながら、
東京の縫製・ものづくりを次世代へ繋ぐこと
を使命としています。

 

 

 

東京には他にも、
・東京婦人子供服縫製工業組合
https://www.tokyomade.jp/

・カットソー工場を中心とした
東京ニットファッション工業組合
https://www.tkf.or.jp/

などの団体があります。

 

今後も、現場の声を大切にしながら、
産地としての魅力発信と持続可能なものづくりに取り組んでまいります。

 

マーヤ縫製工場 菅谷