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2026/08/12 09:10

婦人服の縫製加工賃はどう決まる?素材・仕様・数量による違い

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縫製工場へ見積もりを依頼した際、同じブラウスやジャケットでも、工場によって加工賃が異なることがあります。

また、同じアイテムでも、素材、デザイン、縫製仕様、数量などによって必要な作業時間が変わるため、縫製加工賃を一律に決めることはできません。

今回は、婦人服の縫製加工賃がどのように決まるのかをご紹介します。

■ アイテムによる違い

縫製加工賃を決める基本となるのが、製作するアイテムです。

ブラウスやスカートに比べて、ジャケットやコートはパーツ数や工程数が多く、縫製に必要な時間も長くなります。

裏地、ポケット、衿、袖、ファスナー、ボタンなど、取り付けるパーツや付属品が増えるほど加工賃も変わります。

ただし、アイテム名だけで正確な加工賃が決まるわけではありません。同じブラウスでも、シンプルな仕様と、ギャザーやフリル、パイピングなどが入った仕様では、必要な工程が異なります。

■ 素材による違い

生地の扱いやすさも、縫製加工賃に影響します。

シルク、サテン、オーガンジー、レースなどの繊細な素材は、裁断や縫製の際にずれや傷が生じないよう、慎重に取り扱う必要があります。

柄合わせが必要なチェックやストライプ、生地の方向がある素材、滑りやすい素材なども、通常より裁断や縫製に時間がかかる場合があります。

同じデザインでも、使用する素材が変われば、適した針や糸、縫い方、アイロンの温度なども変わります。

■ デザイン・縫製仕様による違い

縫製加工賃は、製品を完成させるまでに必要な工程数と作業時間をもとに算出します。

例えば、次のような仕様は加工賃に影響します。

・パーツ数が多い
・ギャザーやタックが多い
・パイピング始末がある
・ステッチ幅の指定が細かい
・柄合わせが必要
・ポケットやボタンが多い
・裏地や芯地を使用する
・手作業による工程が多い
・縫い代の始末が複雑

見た目がシンプルな製品でも、内側の始末や細かな仕様によって、多くの時間を必要とすることがあります。

■ 数量による違い

量産数量も加工賃を決める重要な要素です。

縫製を始める前には、裁断、ミシンの調整、工程の確認、糸や付属品の準備などが必要です。

数量が多い場合は、同じ仕様を続けて生産できるため、準備にかかる時間を複数の製品へ分散できます。

一方、少量生産では、一着あたりに占める準備時間の割合が大きくなるため、量産数量が多い場合と比べて加工賃が高くなる傾向があります。

サイズ展開やカラー展開が多い場合も、生産の切り替えや管理が増えるため、加工賃へ影響することがあります。

■ サンプルと量産の違い

サンプル製作は、完成品を確認するための一着を作るだけではありません。

仕様書やパターンを確認し、生地に適した縫い方を検討しながら、一つひとつの工程を組み立てていく作業です。

一着だけでも、量産と同様に裁断、ミシン調整、縫製、仕上げなどの準備が必要になるため、量産品より一着あたりの加工賃が高くなります。

株式会社マーヤでは、サンプル縫製を1着30,000円から承っています。

■ 納期による違い

希望納期が短い場合は、通常の生産スケジュールを調整する必要があります。

ほかの製品の進行状況や人員配置を変更する場合もあるため、お急ぎの案件は通常とは異なる加工賃になることがあります。

展示会やコレクションなど、納期が決まっている案件については、できるだけ早い段階でご相談ください。

■ 縫製加工賃の参考価格

株式会社マーヤの量産縫製における参考加工賃は、次のとおりです。

ブラウス・シャツ
30~99着:8,000円~
100~300着:6,000円~

スカート
30~99着:7,500円~
100~300着:6,000円~

パンツ
30~99着:9,500円~
100~300着:7,500円~

ワンピース
30~99着:12,000円~
100~300着:9,000円~

ジャケット
30~99着:18,000円~
100~300着:15,000円~

コート
30~99着:25,000円~
100~300着:20,000円~

価格は、裁断・縫製・仕上げ・検針・納品までを含む参考加工賃です。

素材、デザイン、仕様、数量、サイズ展開、納期などによって、個別にお見積もりいたします。

年間を通して継続的にご発注いただける企業様につきましては、別途ご相談のうえ決定いたします。

■ 見積もりシステム「ACCT」を導入

株式会社マーヤでは、縫製加工賃見積もりシステム「ACCT(Apparel Cost Calculation Technology)」を導入しています。

アイテム、素材、仕様、工程などの条件から必要な作業時間を算出し、根拠に基づいた適正な加工賃をご案内しています。

正確なお見積もりには、仕様書、パターン、生地、付属品、数量、サイズ展開、希望納期などの情報が必要です。

内容が確定していない段階でも、分かる範囲の資料をご用意いただければ、概算のお見積もりについてご相談いただけます。

婦人服のサンプル製作や量産をご検討されているブランド・企業様は、アイテム、数量、仕様、希望納期などをご記載のうえ、お気軽にお問い合わせください。

縫製のご相談はこちら
https://marya.tokyo/contact