初めて縫製工場へ生産を依頼する際、「何を準備すればよいのか」「どのような順番で量産まで進むのか」が分からないという方も多いと思います。
株式会社マーヤでは、東京・足立区と千葉・香取市の2拠点で、高級婦人服のサンプル製作から量産、仕上げ、検品・検針、納品まで一貫して対応しています。
今回は、縫製工場へのお問い合わせから製品の納品までの基本的な流れをご紹介します。
■ 1.お問い合わせ
まずは、製作を予定しているアイテム、数量、希望納期などをお知らせください。
お問い合わせの際に、次の内容が分かると確認がスムーズです。
・製作するアイテム
・サンプルまたは量産の数量
・サイズ展開
・希望納期
・生地や付属品の準備状況
・仕様書やパターンの有無
・デザイン画や参考画像
すべての内容が確定していない企画段階でも、ご相談いただけます。
■ 2.仕様の確認・お見積もり
仕様書、パターン、生地、付属品などを確認し、縫製方法や必要な工程を検討します。
縫製加工賃は、アイテムだけで一律に決まるものではありません。同じブラウスやジャケットでも、素材、デザイン、縫製仕様、サイズ展開、数量、納期によって必要な作業時間が変わります。
株式会社マーヤでは、縫製加工賃見積もりシステム「ACCT」を導入しています。アイテム・素材・仕様・工程などの条件から作業時間を算出し、内容に応じた加工賃をご案内します。
■ 3.サンプル製作
量産前にサンプルを製作し、シルエット、縫製仕様、仕上がりなどを確認します。
サンプルを実際に形にすることで、仕様書やパターンだけでは分からなかった点が見えてくることもあります。
生地との相性や縫い方について気になる部分がある場合は、工場から縫製方法をご提案することもあります。
サンプル製作の納期は、必要な資材が揃ってから約2~3週間が目安です。
■ 4.サンプル確認・仕様の調整
完成したサンプルをご確認いただき、必要に応じて修正や仕様の調整を行います。
寸法、シルエット、縫い代の始末、ステッチ、ボタン位置など、量産前に確認内容を整理します。
修正内容が多い場合や、再度サンプルを製作する場合は、その分の期間が必要になります。量産スケジュールを安定させるためにも、この段階で仕様を確定することが重要です。
■ 5.量産前の準備
サンプルと仕様が確定した後、量産に必要な生地、裏地、芯地、ファスナー、ボタン、ネームなどの資材を確認します。
資材の不足や仕様の未確定があると、生産を開始できない場合があります。納期は、必要な資材と仕様がすべて揃ってからの計算となります。
株式会社マーヤの量産ロットは、1型30~300着が目安です。
■ 6.裁断・縫製・仕上げ
生地の状態や柄、地の目などを確認しながら裁断し、決定した仕様に沿って縫製を進めます。
縫製後は、糸始末、ボタン付け、アイロンなどを行い、製品としての形を整えます。
シルク、サテン、オーガンジー、レースなどの繊細な素材や、ジャケット、コート、ドレスなどの工程が多い製品にも対応しています。
■ 7.検品・検針
完成した製品は、縫製状態、寸法、汚れ、糸残り、付属品などを確認します。
その後、検針機を使用し、製品の中に折れ針などの金属片が残っていないかを確認します。
一着ずつ検品・検針を行い、品質を確認したうえで納品の準備を進めます。
■ 8.納品
検品・検針を終えた製品を、指定された納品先へお届けします。
量産の納期は、必要な資材と仕様がすべて揃ってから約2~3か月が目安です。
ただし、素材、デザイン、数量、工場の稼働状況などによって変動するため、希望納期がある場合は、できるだけ早い段階でご相談ください。
■ スムーズに進めるためのポイント
縫製工場への依頼をスムーズに進めるためには、仕様書、パターン、資材、数量、希望納期などの情報を早めに共有することが大切です。
特に量産では、仕様の変更や資材の不足がスケジュールへ大きく影響します。ブランドと工場が確認事項を共有しながら進めることで、品質と納期の安定につながります。
株式会社マーヤでは、サンプル製作から量産、裁断、縫製、仕上げ、検品・検針、納品まで一貫して対応しています。
縫製工場へのご依頼を検討されているブランド・企業様は、アイテム、数量、希望納期などをご記載のうえ、お気軽にお問い合わせください。
縫製のご相談はこちら
https://marya.tokyo/contact
