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2023-12-18 15:39:00
縫製工場をわかりやすく説明
縫製工場はなにするところかといえば
お洋服の縫製加工と一括りで説明されますが中身は
裁断、縫製、まとめ(ボタン付けなど)、プレス(最終アイロン)
依頼主から布生地、パターン(型紙)、発注仕様書など材料とレシピをもとに
料理をしていくコックさんたちが縫製加工職人です。
最初に材料やレシピの間違いや不良があれば料理がせっかくの料理も台無しになります。
季節ごとの旬や流行も過ぎて売れなくなってもダメなので、納期も大切です。
そして毎年同じものを作ることはほぼなく、一度っきりの料理に
サンプルから2ndサンプル、納品前の各色サンプル、量産納品と
何度も手直やトラブルにも対処しながら、やっと完成します。
そしてまた新しく次への繰り返しです。
そのためロボットや機械化がいまだに困難で
人の手と頭で臨機応変に毎シーズン作られています。
材料やレシピのミスにもなるべく気がつけるように注意していますが
手を動かして完成するまでが「縫製加工賃」で唯一の収入源です。
迷いや悩み、時間をかけすぎてしまうことや、直しやトラブルが発生すれば
収入は減ります。
お洋服は人件費の割合が高く、縫製加工賃を抑えて、大量生産できれば
安く服を作ることもできます。人件費の安い国を選び、大量生産、
シンプルで反復作業が多く、袖だけを縫うスペシャリストなど各パーツで
単純作業や機械化の流れができれば、、とか
つづく