「ダチアダチ」は、足立区・荒川区の物語を届けるWebメディア「トネリライナーノーツ」が応援する企業や団体を紹介する企画です。
dachi.23では、足立区椿にある高級婦人服縫製会社「マーヤ」を紹介します。
マーヤ
「マーヤ」は、足立区椿にある高級婦人服縫製の株式会社で、国内の様々なアパレルブランドの商品の縫製を行っています。
ジャケットやコートの重衣料からブラウスといった軽衣料に至るまで、職人たちの縫製技術で「オールアイテムの縫製を高品質」で仕立て上げることを強みとしていて、足立区が優れた製品・技術の区内産業を認定する「足立ブランド」にも認定されています。
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「マーヤ」のストーリー
「マーヤ」に関する質問に、専務取締役の菅谷正さんが回答します。
――どんな想いから「マーヤ」が始まりましたか?
菅谷さん 足立区にある「西新井大師」のほど近くに私たちは工場を構えて、創業からこの地でものづくりに勤しんできました。
「マーヤ」の社名は、お釈迦様のお母さんの“摩耶夫人”が由来で、西新井大師に命名していただいたものです。この地と社名に強い関係があるからこそ、ここでものづくりができることを誇りに思いますし、「マーヤ」の名に恥じぬように高級婦人服の道を極めていく決意の想いが込められています。
――「マーヤ」が大切にしている事はありますか?
菅谷さん 社訓の1番はじめに“技術を売る会社”とありますが、今後もそこはブレずに絶えず努力を重ねて、大切にしていきます。これまでも「数より質」を重視して、数は多くできなくても質を上げることに投資することで、高級婦人服をオールアイテム手がける工場へと成長してきました。
――どんな仲間と「マーヤ」の活動を行っていますか?
菅谷さん 職人さんたちと縫製を行っています。都内の大手アパレルブランドや、個人デザイナーから依頼を受けて洋服を作っています。
――どんな人と繋がると「マーヤ」の活動が前進しますか?
菅谷さん 日本製、東京製、そして、“マーヤ製”であることに強みを持てるアパレルブランドです。そういったブランドの強みになれるように、また、お客様や依頼主から「マーヤ」への信頼をより高められるように仕事をします。
――「マーヤ」のこれまでの実績があれば教えてもらえますか?
菅谷さん 洋服作りに特化していますが、コロナ禍をきっかけに、マスクや防護服も作りました。最近ではSDGsの活動として、破棄されるコーヒー豆麻袋をリメイクしてバッグを作りました。
また、足立区が優れた製品・技術の区内産業を認定する「足立ブランド」にも認定されています。
――「マーヤ」を今後どのようにしていきたいですか?
菅谷さん 足立区でものづくりをする地の利を活かしていきたいです。例えば、私たちの最寄り駅からすぐに「日暮里繊維街」があることや、「足立ブランド」に代表される多種多様なものづくり企業など、個々で活動するよりも各分野のスペシャリストたちがチームとしてタッグを組めればと考えています。そのために、工場外での活動や発信は今後も積極的に行います。