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アパレル工業新聞に掲載されました

以下アパレル工業新聞記事一部抜粋

 

”東京・足立区椿にあるマーヤは、

高い技術力と丁寧なモノ作りで高級婦人服を

生産しています。

取引先ともすぐに行き来できる立地を生かし、

アパレルのアトリエ的な存在

としてデザイナーやパタンナーとも

強い信頼関係を築いてきました。

東京の本社と千葉県香取市にある工場は

それぞれ十三人で、

両工場とも裁断からの一貫体制を整え、

十二社にのぼる取引先に向けて薄物から厚物まで

幅広いアイテムをこなしています。

三代目として頑張っている長男の正専務が

ホームページを使って発信し、

コロナ禍にもかかわらず新規の取引先も

生まれてきたそうです。

「縫製現場はほとんどJUKIのミシン」と話す菅谷

智社長にモノ作りへの取り組みや今後について

お聞きしました。

 

ーコロナ禍が続いていますが、現状はいかがですか?

 

昨年五月から今年一月いっぱいまで

医療用ガウンを手掛けました。

月に八千枚~一万枚でしたが、

やったのは東京の工場だけです。

取引先のアパレルさんからの仕事も

切れずにありましたので、

絶対に迷惑をかけないように千葉の工場は

一切やりませんでした。

当社の特徴をよく聞かれますが、

当たり前の機械を揃え、

すごく細かいところに気を使っているだけなんです。

だから本当にき真面目に服作りをしています。

何か手を抜こうとかは考えず、

相手先のこだわっているところに時間を掛けて

モノ作りして、その時間が掛かった分の

加工賃を提示するようにしています。

 

ーデザイナーの方と話し合いながらモノ

作りするケースもあるとか。

 

都内工場の強みの一つですが、

日々サンブルや納品に伺ったときに

アパレルさんの意見を聞く機会がありました。

ある著名なデザイナーさんはご自身が

直接訪ねて来られ、仕事を依頼されました。

現場も熱心に見学され、

メローロックのミシンを見て、

裏地の縫い代の始末をメローロックで糸の色を

変えて配色する仕様を採用されました。

見えない部分ですが、ちらっと見えたときに

そこをきれいに見せたいという

こだわりなんでしょうね。

今でも月一回くらい来社されます。

 

ー設備面では。

 

JUKIさんのミシンが九割で、

昨年新規に入れたのが

高速電子眠り穴かがりソーイングシステム

『LBH-1790AN』です。

縫い形状で放射型の眠り穴かがりがあり、

取引先アパレルさんからヨーロッパの

高級ブランドの眠り穴はこの放射型だと指摘され、

すでに採用していた工場の評価も高かったこと

から導入したんです。今は依頼されなくても

すべての商品に放射型を採用し喜ばれています。

また、デジタルでメスの幅を変えることができるし、

メスが落ちるところを正確にできるので

切り落とした後のボソが発生しません。

以前のミシンはボソをハサミで

切る必要があったんですが、それがなくなり

時間定縮にもつながっています。

 

ー今後の方向については。

 

現状は本当に厳しい状態ですが、

コロナが終息するまで何とか踏ん張ろう、

頑張ろうと、社員にいつも朝礼で話しています。

私は学生の頃からバイトで裁断や営業をやり、

三十六歳で跡を継いで社長になりましたので、

もう二十年過ぎました。

都内の縫製工場で

後継者いるところは少ないと聞いています。

幸い長男が戻ってきてくれたので、

早く三代目主導で

動く会社にしたいと考えています。

後継者がいることで新入社員も採りやすくなったし、

新たに入社した人たちが班長クラスに育ち、

三代目と一緒に会社を残していってほしいと

期待しています。”

 

アパレル工業新聞

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