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ローカルの魅力と強み。

洋服の仕事は完全機械化がまだ難しく
人の手が多く加わります。
人件費のウエイトがあるので、人件費の安い海外で生産されているものがほとんどです。
僕は中国、カンボジア、ベトナムを仕事で見学にいきました。
大きな工場や最新の機械。多くの工員とライン。大量生産。
圧巻でした。
海外ではできないことをやらなければならない。
みんなが面倒くさいこと、嫌がること
難しいこと、技術が必要なところ
ただ機械化も少しずつ加えて、ハイブリットな形が理想。。
その一方で手を加える部分の価値も伝えていかなければ。。
ずーっと考えて続けていますが、全然社内の機械や
配置に関しては変わらないまま過ごしています。
日本の工場だからできることはなんだろう
そのためには川下の勉強をしなくてはならない。
ニーズをつかむために
作っても売れなきゃ
いつも見ているのは
鎌倉シャツのナポリシャツ手仕事
https://shop.shirt.co.jp/shop/pages/napoli9_m.aspx
鎌倉シャツさんのは安すぎる!!
https://honvieew.com/business/2404
原価59%、消化率の高さ、セールしない
高回転というところが工場としてありがたい。。
https://www.wwdjapan.com/articles/1129507
最近ではNY撤退。
カジュアル化や在宅やリモートが増えて、、着ていく場がないと
服は買わなくてよくなる。
でも国内で作り国内で売る地産地消が強みだなと
ニーズを把握して柔軟に対応することもできると思う。
ローカル
僕も規模は小さいけど足立区で多く発信するようになった。
足立区じゃ売れないよ!って声があがるけど
実際にこんなお店もある。
https://www.wwdjapan.com/articles/1136950
お客さんは足立区外からくることが多いとも思うけど
なんでもかんでも僕らが発信して、もっていって、出向いて
ではなく魅力的になって相手からくるみたいな方向にもっていければ。。
わざわざ海外から物流コストや排ガス、エネルギー資源を消費して
海外にお金落として、0から1にする一番大変な作業や焼却処分を日本でして
わかわからん中身のないサスティナブルの言葉が乱立するアパレル業界。
日本ではじめて洋服のファッション学校ができたのが1919年
https://artsandculture.google.com/exhibit/0wJScVqm1sl1Iw?hl=ja
100年たって大きく広がりまさにバブル
それがはじけて落ち着く時がくるはず。
マーヤ縫製工場 菅谷 正