お知らせ
2020 / 04 / 05
サーフアイロン。

稲荷田名誉教授が考案した船底型・目盛付アイロンです。
まず電気で乾熱してからスチームでかけると品質がGOOD
前方だけでなく後方もアーチ状になっているので、押して引いてで
少ない工程で作業が可能になります。
また目盛がついているので、物差し片手に作業しなくても良い。
プレタポルテの工場や高級なクリーニング屋さんなんかは
1台でもあるといいと思います。
適度に重さもあるため、さっーっと流すだけ、サーフィンするようなアイロン。
ミシンはデジタル化されたりアップデートされてきましたが
アイロンはほぼ変わらず昔のまま新製品がでていませんでした。
この機会に
東京と千葉に一台づつ先月導入しました。
稲荷田先生には昨年から千葉県のものづくりマイスター制度
を活用させていただき、半年ほど千葉工場の技術指導をしていただいております。
教えていただけるありがたみと
凄さがみんな本当に理解しているのかを
変な心配をしています。
https://bfgu-bunka.ac.jp/topics/2017-11-17/
稲荷田先生から教わっている事実だけで、アパレル業界で凄く羨ましがられることで
知らない人はモグリだといってもいいです。
そして今年も引き続きご指導いただきます。
洋服を作るのにはまだまだこの先も
人の手が必要です。
ロボットではAIによる頭
足はタイヤなど、人間より優れていますが
人間のような繊細な手、指は作れません。
日々変わる洋服のトレンド、新開発の生地
そのスピード、汎用性、適応能力は
人間にしかできません。
一度覚えた技術は一生の財産です。
マーヤ縫製工場 菅谷 正