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120%

http://fashion-izumi.jp/blog/archives/5653
水出さんのブログ
悩みや、日々思っていることが
僕一人じゃないと思えると元気がでます。
縫製工場は家族経営のとこがほとんどです。
建前では技術継承やらものづくり美談になりますが、
社長は朝5時半から仕事
僕は6時半から
母は仕事プラス外国人実習生の面倒をみたり
家族が120%働いている
昔は150%ぐらいだったかも
僕は小さい頃ずっと母方の祖父母の家に預けられてたぐらい
これを当たり前にしたくなくて、
ちゃんと利益を出しながら投資していきたい。
技術がー、っていう割には全く投資してなかった。
昨年は東京工場で新しいミシンやアイロン
千葉工場では稲荷田先生の指導で
けっこう変わりました。
楽になるために苦労するか
これが貧乏暇なしで一生涯続くかで
大きく違う
両親二人がいなくなれば
僕一人ではまかないきれない
だから今から準備しろと未来の自分が
ずっと言ってる気がします。
今は何かできる余力がある。
営業中はずっと裁断して、仕事終わりや
隙間、休日
昔の人みたく無為無策のままでいたくない。
僕はマーヤに入社して早々に
業界のことを教えてもらいましたが、
上の人達何してんだ 怒
って思いましたが、働いてみて少し気持ちはわかりました。
僕も前職は「ありがとう」が口癖でしたが
今では「すみません」ばっかりになり染まったなと
思います 笑
縫製工場のいろいろな集まりに参加しますが、
縫製工場の後継者で僕より年下には
会ったことがありません。
当然だと思います。
僕も一年でやめようとしてました。
逃げるのか?って父に言われ
エヴァンゲリオンの碇シンジ君的なかんじで
ここまで使徒の襲来も防ぎながら
ちょっとは成長しました。
状況も少しずつよくなり
良い取引先も増えて
今また できる時期 だと思います。
マーヤが100できたことを
僕が入ったことで120にしたい
両親が引退したら80ぐらいになってまうから
その前にやれることを、やるべきことを
この業界は底辺まで下がったから
今少しずつ上がっているから大丈夫
服が作れるってそんじゅそこらの人は
できないし価値のあることです。
メイドインジャパンの技術を磨いて価値をあげる。
雑なもの、粗悪なものになれば終わりだけど
評価が低くなっているだけで
ちゃんと評価してくれる人はいるし
多くなると思う。
でも待っているだけじゃなく
無為無策じゃなく
2020 の会社沿革は何になるか
マーヤ縫製工場 菅谷 正