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日本の縫製工場

この前のJUKIセミナーを踏まえて改めて整理すると

日本の縫製事業者数8206社(162,471人)アパレル工業新聞調べ

洋服のmade in Japan は数量ベースで2.4%

2019はもう2%切ってくる下降ペースです。

ただ数にたいして金額ベースでは22.3%あるのが

海外製品と比べ高額というより、海外が安すぎる。

工業用ミシン世界シェア1位のJUIも98%は輸出

栃木にある大田原の工場に入社当初に研修合宿で工場内を

見させてもらいましたが、国内で製造するのは特殊ミシンのみ

最新の本縫いデジタルミシンも中国製だ。

海外製品が悪いといっているわけじゃなくて

全く同じ製品を作れるところが2つあって、安い方を選ぶのは

当然です。

じゃあもう日本で製造するのは終わりなのかといえば

そうではないと信じています。

JUKIが国内で特殊ミシンを作るように、

特殊なもの高付加価値のあるもの、定番ではなく大量生産が難しいもの

特殊な技術を要するもの などなど

特殊なもの

 

グラフの数値をみればわかるように

今のままで日本の縫製加工は

持続可能なビジネスモデルではないです。

 

先月に新潟にある交流のあった縫製工場が

廃業したと聞き、とても落ち込みました。

僕と歳も近く、同じような立場であり

今までにも増して悔しく、

怖い気持ちもあります。

 

なのでいつも考えます。

 

みんなクローゼットは洋服でいっぱいだし

コップが溢れるほど注ぎ続けるのも

最近は疑問に感じています。

自分自身も最近は洋服の数を減らし

本当に気に入った洋服をレギュラーと控えにして

ワンチームで全く着ない洋服をなくし

新たに買う時も自問自答し、慎重です。

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洋服が世界中に行きわたった次は

お直しや、リメイク、縫製塾やシェアスペース

モノを1から作るより、足し算、引き算していく

技術を売る、教えることDIYや

ミシンなど工業用機械をシェアすること とか

 

最近はなんでもサスティナブル(持続可能)の言葉が

溢れていますが、リサイクルなんちゃら商品だけでなく

SDGs、エシカル(倫理)、トレーサビリティ(追跡可能)

フィロソフィー(哲学)など

カタカナだらけですが(流行り用語を言いたかっただけ)

情報社会でアパレル業界も

厚いカーテンに覆われている不都合な真実も

どんどんメッキが剝がれていきます。

 

ごちゃごちゃになってきたのでまた改めます。

 

マーヤ縫製工場 菅谷 正

 

 

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