お知らせ
ファッションしらいしの白石社長の講演

ミシンショーでの講演
毎年恒例になりつつあります。
常に新しいことに挑戦し続けている方なので
いつも話が面白くて、新しい世界を
見せてくれます。
白石社長の会社の柱は大きく3つ
自社ブランド
海外アパレル
国内アパレル
従来の縫製工場では考えられなかったことを
苦難の連続でドラマのような展開で
結果をだす背中を、僕ら若手の縫製工場グループは
いつも追いかけています。
今はパリコレでパリにいると思います。
東京婦人子供服協同組合の理事長も務めていて
そこで新しいことを提案しても
わからないの一点張りで、既定路線からなかなか抜け出せない
同業者の背中を押して、叩いてで大変そうです。
加工賃見積もりシステム(アクトシステム)についても
開発に携わっています。
背景にあるのは国内工場の赤字経営
縫製工場の求人は恥ずかしながら
見てもらえればわかるように
最低賃金での提示が大半になっています。
最低賃金↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
東京って来月から最低賃金が1,013円になる。
青森とかだと790円です。
僕の生まれた平成元年の東京の最低賃金は525円
30年前から倍近く上昇しています。
最低賃金を下回るような仕事は山ほどあり、
年々工場の廃業も必然的におきています。
先代がやってきたことを
そのまま同じことを引き継ぐことができればいいですが
昔と違うことを理解し今の時代に目を向けて、
過去の成功体験にとらわれないこと
重い腰を上げていかねばなりません。
なんだかんだ
ものづくりは楽しいです。
衣食住はこの先も人間のベースとして
あり続ける仕事です。
もっと明るいことや、希望を持てるようなことを
書けるように僕も頑張ります。
マーヤ縫製工場 菅谷 正