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2018 / 09 / 17
アパレル業界の闇

先週Facebookで同業者の人達が
この番組見るべき!とおすすめしていたので
見たテレビの感想を言うシリーズ
NHKクローズアップ現代
新品の服を焼却!売れ残り14億点の舞台裏
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4182/index.html
(↑内容が見れます)
テレビをつけると、パワハラ、セクハラ、ブラック企業、etc..
「こんなの昔は普通だったよ」が通用しなくなってきています。
臭い物に蓋をしてきたことが、徐々に明るみになり
これからの時代では決して許されないことになるでしょう。
僕たち作っている側の人間としては、無造作に段ボールに詰める様子
焼却処分される様子は、悲しい限りです。
工場としてはある程度オーダー数量が多ければ
生産効率も高まるので
加工賃が安くなります。
洋服を安くするには、ある程度大量に作らなくてはなりません。
質より量から量より質に切り替えて
このおかしな過剰供給状態を正常に戻す必要があります。
僕ら縫製工場はなくなった方がいいのかとかも
考えますが、この供給量の内の97%以上は海外製だと思うと
なんかいろいろおかしいことだらけです。
解決策として内容を抜粋すると
「例えば自動車業界のトヨタのJIT・ジャストインタイムであったりとか、
パソコンもそうなんですが、受注から短期間で生産するというのは、実はほかの産業ではやっているんです。」
僕らも問題意識をもって解決すべきことです。
マーヤ縫製工場 菅谷 正