お知らせ
外国人技能実習制度
By 松ノ木塾
外国人技能実習制度とは、、、
中国や先日行ったベトナム等の縫製工場経験者や、技能や日本語を教育する学校から外国人を採用し、日本で3年間働くという制度です。農業や建築等のいわゆる労働集約型産業においてよく利用されている制度です。縫製工場においては、近年低賃金で不正に働かせている一部の工場が問題視され、世間の目や国からの審査がより厳しくなりました。
技能実習法施行日の閣議決定について
2017年4月4日、政府は、「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律」(技能実習法)の施行日を、本年11月1日と定める政令を閣議決定いたしましたので、お知らせします。
By http://www.jitco.or.jp/press/detail/2703.html
今年11月から制度改められます。
説明文の解読が大変ですが、「審査がより厳しくなり、手数料上がります。優良企業は3年じゃなく5年に延長していいよ。」的なこと?かと
マーヤでは現在数名の中国人実習生がいます。彼女たちは即戦力ですし、労働意欲が高いです。ただ3年から5年になったとて、応急処置にしかならず、どこかでしわ寄せが必ずきます。現にトラブルは年々多くなっています。
今一番の課題は技術継承です。祖父の代から働く世代が、若い世代に継承していかなければ、あと数年で、マーヤ産の技術が廃れてしまう危機感は常にもっています。多少リスクを負ってでも人材採用に力をいれていきます。
というわけで、学生さん大歓迎大募集中ですので、気軽に工場見学しにきてください。千葉の工場では近くに契約アパートがあるから遠方の方でも働けますよー。
タダシ
fabric
海外ブランドさんのサンプルを作成中です。
仕様書もパターンも英語で、所々で日本人デザイナーさんによる日本語訳がメモしてあります。
fabric(表地)lining(裏地)thermo(芯地)
英語は苦手なので、、、確認のためグーグル翻訳アプリを利用しました。
例えば。。。こちらのカードを
アプリのカメラを利用すると。。。
このように!!片QLOに!! ?
本当は日本語訳せずとも、なんとなくわかりましたが、使わない生地や、足りない資材があったりで、時間は多くかかってしまったものの、完成して納品できました。
タダシ
働く
僕らはメーカーさんから依頼された洋服を、加工して納品することを生業としています。収入は加工賃のみです。縫製工場では、受注数の多い単純な仕事が好まれます。一つ一つの注文について、従業員に細かいところまで教え込むには時間もコストもかかります。(新入社員は特に、、)
注文数が多ければ多いほど、1枚あたりのコストは少なくてすみます。注文数が多かろうが少なかろうが、糸の注文、工程分析、機械の調整、サンプル作成や発送等にかかる初期費用は変わりません。そして人件費もかかる。東京都最低賃金932円(全国の最低賃金)誰もが敬遠する発注数の少ない手のかかる高級服を、僕らは身を粉にして請け負っているのが現状です。(よく加工賃の見積もりが高すぎる、ぼったくりじゃないかと疑われますが、、、)
創業当初は子供服からはじまり、高い加工賃を求め、婦人のジャケット専門、発注数の多い安い製品は海外に流れ、少ない日本製の小ロット多品種化が進み、父の代で高級路線に舵をきりました。そして逆境から転じた高級婦人服オールアイテムが、今の僕らの得意とするものです。
現在は東京にある立地を生かして、メーカーさんと商品を通して直接話したり、少しずつ現状も理解していただきながら、ものづくりにこだわるメーカーさん、新しい取引先も少しずつ増えています。
次はどうするか?考え中。。。
タダシ