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2018 / 01 / 31
針かけ

昔ながらの裁断方法で
針かけ というヤツがあります。
マーヤでは今も生地によって、
この方法を用いて裁断します。
名前の通り、針に生地をかけて
重ねていくのです。
時間は通常よりかかります。。非効率的な方法ですが
一枚一枚地の目で裂いて、吊るします。
なので動きやすい薄物の生地もしっかり
地の目が通ります。
ダレやすい生地も重力によるテンションが
生地にかかるので、仕上がりがキレイです。
あとは柄合わせで利用します。
最近は生地の柄の歪みや斜行が多いので、
針で刺して、柄を矯正して通します。
でも最近はCAMで柄合わせの機械も発売してるし、
生地のダレ分もパターンで修正したりするし、、
でもそれらは全て生地が
しっかり整反できていることを
前提としていて、用いることができる。
針かけは、融通が利くので、
インポートの生地なんかは
特に役立つ方法ではある。
でも新しい機械ほしい。。
マーヤ縫製工場 菅谷 正