お知らせ
2018 / 01 / 07
雑記

僕は中高で陸上部に所属していたので
箱根駅伝や100m9秒台の話題で
熱く喋ります。
陸上競技は地味なスポーツですが
人類の基本というかシンプルで
奥深く、面白いのです。
僕は100m選手だったので
去年の桐生選手の100m9秒台は
ビックニュースでした。
世界最速のボルト選手の言葉で
「トップスピードを上げるのではなく
スピードを維持する。」
これは縫製業にも言えます。
若い人達はミシンを踏むスピードが遅いと
言われ、トップスピードを上げることに
プレッシャーをかけられます。
前にミシンメーカーのJUKIの方に
改善セミナーで話を聞いたら、
ミシンが縫製工場でモーターが動いている
時間は一日トータル1時間が平均と言っていて
ふりまわしたり、押さえを上げたり、糸を調整したり
意外とミシンに座っていても
他の作業をする時間の比率が圧倒的に高い。
と言っていて、改善するのはミシンを縫う
トップスピードではなかったことが印象的でした。
もちろんトップスピードを上げることが前提ですが
それよりもスピードを維持できる工夫や技術を磨く
ほうが結果早くゴールできる。
極端に言うと、ウサギとカメのみたいな。
ボルト選手は引退してしまったので
東京五輪で見れないのが残念です。。。
マーヤ縫製工場 菅谷 正